@ 地上に暮らしている私たちにとって、太陽が出ているときには明るく、太陽が隠れたときには暗闇と決まっています。ところが宇宙では太陽が見えるのに、周りは真っ暗です。ふしぎですね。太陽が見えるのに、なぜ宇宙は暗いのでしょうか?
A 地球上には、埃や水滴が漂っています。この埃や水滴に太陽光線が当たって光が発生しているのです。月に太陽光線が当たって明るく見えますが、これも同じ原理です。その点、宇宙には塵や水滴などは浮かんでいません。基本的に何もない世界です。ですから、太陽光線は当たっていても明かりを発する物が存在していません。したがって、太陽は見えているのに宇宙は暗闇なのです。